ヘルニアの治療として通院した(40代男性)

どのようなことがきっかけで利用されましたか?

ヘルニアの治療として通院したのが初めてだったと記憶しています。

体の状態やつながりの説明は分かりやすかったですか?

いつもわかりやすく説明して頂いています。

施術前と後を比べて体の変化は実感できましたか?

顕著な違いがあります。施術を受ける前には年間に何度もひどい腰痛に悩まされていたのですが、このトラブルがなくなりました。腰以外の部位の治療を受けていた期間でもこのような効果は認められましたので、こころのありようが変わったことに起因すると考えています。

こころのはたらきや体とのつながりの説明は分かりやすかったですか?

いつも体とこころを関連付けて説明して頂き、自分の中でも定着してきたのか、体に痛みが生じたときに、こころに原因がないかと探れるようになりました。

自分自身で、症状の悪化をある程度防ぐことが出来るようになったのかもしれません。また、痛みが強い時にも慌てないで済む余裕のようなものが生じました。

施術前と後を比べてこころの変化は実感できましたか?

上で述べたように、自分自身でも体とこころを関連付けて考えられるようになってきてはいるのですが、治療を通じて現況に応じた言葉がけを頂くと、自分の気がつけていなかった問題に新たに気づくことがあります。残念ながら、それで症状がすべて解決するわけではありませんが、悪化が防がれていることに代表される波及効果は実感しています。

当初はなんとか痛みをなくしたいと考えていましたが、「まぁ仕方ないよな」と受け入れられるようになってきてもいます。これは諦めとは違うと考えていますが、このような考えが治療の効果を低下させていたらいけないなとも思うのですが、おそらくそれはないだろうと考えています。

取り組んでみようと思える提案や学びになった事はありましたか?

無理のない範囲での課題提供がありがたいです。おそらく大きな生活変容は難しいとご理解頂いた上での提案だと認識しております。自宅や職場でできるストレッチや筋緊張の緩和法については実践させてもらっています。もちろん施術ほどの効果があるわけではありませんが、おかげでなんとか痛みや違和感をいなすことができています。

今後、この整体を通じてどのようになりたいですか?

数年すると、自分の時間が今よりも作れるようになるだろうと見立てています。定期的に運動したりと、そんな風になりたいのですが、気持ちの面で余裕がない今は、しばらくはやむを得ないと考えて進んでいます。自分でうまくコントロールできるようになって通院頻度が減らせることが一番なのですが、それはそれで残念という気もいたします。体とこころの両面を今よりも充実させることで、家族と過ごす楽しい時間を増やしていきたいです。

いつもありがとうございます。
また詳細に記入していただき重ねてお礼申し上げます。
初めての来院より数年が経ちました。
その間、一緒にいくつもの症状改善に取り組んできましたね。
腰痛、膝の痛み、かかとの痛み、股関節の痛みなど。
職場でのイスの形状やパソコンのモニターの角度、マウスの位置に至るまで検証したこともありました。
状況を具体的に説明していただくことでこちらもイメージしやすく、より気づきの機会を得ることが出来てありがたかったです。
その中で症状につながっていた多くは、やはりお仕事におけるプレッシャーだったように思います。
こころに生じた緊張が、体の緊張として現れる。
そう理解・納得できれば痛みに対しても動揺せずに対処できるのでした。
その次の段階として、アンケートにも書いていただいたように、”痛みを受け入れる”ことがポイントになると思います。
痛みに限らず食べ物や対人関係でも同じように、われわれは「嫌だ」「受け入れたくない」と意識したものに対してより不快な感度が高まってしまいます。
ここで受け取る感覚は客観的な事実ではなく、価値観に基づいて生じています。
このことを理解して痛みの価値観を変えることが出来れば、痛みに対する印象が変わり、痛みの不安から生じる緊張が減ることで、実感する痛み自体を減らすことが出来るようになるということです。
価値観を変えることはそう簡単ではないかもしれませんが、取り組む価値があるものです。
一歩一歩理解を深めて自分のノウハウにしていくことが、ご家族と過ごす楽しい時間につながるように思います。